M&A体験記

第2話 M&A経験者の話を聞く

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第2話 M&A経験者の話を聞く

M&Aでいこう!」

そうは考えているがなかなか前に進まない。

日常の業務に忙殺されてあっという間に1週間とか過ぎるw

2週間もたてばその気も醒めてくる。

 

「やっぱ辞めるのもったいなくなくね?」

「次の事業で失敗したらどうしよう?」

出来ない理由もいっぱい出てくる(きっとM&Aあるあるだと思う)

そんなことが続いて半年くらいあっという間に過ぎた。

 

そんなある日、同業の先輩経営者が病気療養のため会社をM&Aで会社を売却したと噂で聞いた。

 その社長は50代半ばとまだ若いが「病気で気が滅入ってしまったし、今の仕事は子供に

継がせたくない」 との判断でM&Aでの事業譲渡を選択されたという。

ご無沙汰していたがお見舞いも兼ねて先輩経営者Sさんに連絡した。

 もちろんM&Aの話も聞きたかった。  

「じゃあ昼食でも食べながら」と翌週にランチのアポイントを取り付けて電話を切った。

 

翌週、ホテルの中華料理店で待ち合わせ。

 数年ぶりにもかかわらずSさんはいつもの優しい笑顔で迎えてくれた。

 すごく元気そうで驚いた。 実のところ病気はM&Aの締結前には完治したらしい。

 現在は趣味のゴルフと旅行、たまに仕事もするというライフスタイルだ。

 食事しながら興味津々でMAの話を聞いた。


検査でガンが見つかり手術することになった。
その時に万が一のことを考えたらしい。

 会社のこと、家族のこと、自分のこと、 病気のこともあるのですぐに動いた。

 メインバンクの三友銀行に相談、 すぐ同業大手からオファーがあった。

 病気のこともありトントン拍子で話が進み、トップ面談で相手の社長とも意気投合。

 決め手は奥様の「今までもう十分頑張ったじゃない」の一言で英断。

 今後は投資でもしながら少し仕事を増やしていくとのこと。


この
Sさんの話。

 はしょって書いているがとても内容が濃いものだった。

 自分の中でのM&Aのビジョンが明確になってきた。

・社長が次の世代に最善の状態で引き継ぐ

・スタッフの雇用は必ず守る

・売り手側、買い手側にもメリットがある方法を探す

M&Aで全員がハッピーになる。

私のM&Aへの確信はさらに強くなった。

第3話へ続く

 

このブログは実話ですが、プライバシーの保護のため、登場人物の名称・団体名・設定は多少変えてあります。

 

ABOUT ME
hmandacom
20代で創業し二十数年、会社は右肩上がりに成長。 順風満帆なある時、次の目標達成のため引退を決意。 さまざまな方法を考えた結果、M&Aでファンドに事業譲渡。 現在は引継ぎも含め、会長として在任中。 社長を退いた後も会社は増収増益を続けている。 投資と遊びでセミリタイア中の筆者がM&Aをやってみて 良かったこと、悪かったことをつぶやいています。