M&A体験記

第6話 M&Aアドバイザーを決める

 

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第6話 M&Aアドバイザーを決める

税理士から始まったM&Aアドバイザーの会社探し。

そろそろ仲介会社を決めなければならない。

前回まで合計6社と面談してきた。

企業価値の評価が高かったのはFAのアドニス社、アフターM&Aを考えるとベイダー社、

それぞれが長短所あり良かった。

企業価値を高く見積もってくれるのも嬉しくはある。

しかし金額が高いが故に売れ残った会社や、大幅に減額交渉が入った会社も知っている。

ものには相場がある。

そういったことも鑑みて考えた。

結果、もう一度会ってみようと思ったのは新日パートナーズの藤波さんだった。

決め手は

理由は人柄と安定感。

実際どの方も優秀ではあったが、藤波さんだけが図抜けていたというのが本心。

経験、役職もさることながら新日の藤波さんだけが理念が違うと感じさせた。

私の人生全てを懸けてきた会社、これからもスタッフ達が繁栄させていく会社の将来。

それを託すのにふさわしく思えた。

ただの直感ではあるが後々それが正しかったと確信することになる。

 

数日後、藤波さんにアポイントをとり訪問した。

会社はオフィス街の駅直結のビルではあるが派手さはない。

これも好印象に思えた。

藤波さんは40歳と若いが部長。実務を行う2名のアドバイザーも同席した。

30代後半マネージャーの佐山さん、20代の星野さんの3名のチームでやっていくという。

 

今後M&Aを進める場合の大まかな流れや注意事項など説明をうける。

事前に会社のパンフレットや概要、3期分の決算書などをメールしておいたので、

さらっと藤波さんの考えるスキームを説明してもらった。

売却先候補、売却までの期間、概算の売却価格、報酬のフィー、情報漏洩のリスクなど。

聞きたいことを一通り聞いて、納得できる返答をもらった。

 

最後に私が念押しした。

私「藤波さん本人が担当してくれるんですよね?」

藤波さん「もちろん最後まで私が責任をもってご一緒させていただきます」

 

この一言で長かったFA探しは終了した。

この時点で最初に税理士と全日MA社を訪問してから半年が経とうとしていた。

 

後日談

ちなみに全日MAにも再び相談し決めようと思い担当さんを

再訪するもすでに転職していた。

担当していたクライアント企業に引き抜かれたようだ。

また地銀のMA担当者もコンサル会社へ転職していた。

けっこう出入りが激しい業界のようだ(笑

 

第7話に続く

このブログは実話ですが、プライバシーの保護のため、登場人物の名称・団体名・設定は多少変えてあります。

ABOUT ME
hmandacom
20代で創業し二十数年、会社は右肩上がりに成長。 順風満帆なある時、次の目標達成のため引退を決意。 さまざまな方法を考えた結果、M&Aでファンドに事業譲渡。 現在は引継ぎも含め、会長として在任中。 社長を退いた後も会社は増収増益を続けている。 投資と遊びでセミリタイア中の筆者がM&Aをやってみて 良かったこと、悪かったことをつぶやいています。